MediaWikiの拡張機能(プラグイン)をWindows + XAMPP環境で追加する一般的な方法

2022-04-15

PLUGINと書かれた積み木の画像。

MediaWikiのインストール時に忘れていたVisualEditorを有効化させるために調べた内容です。

XAMPPで作ったテスト環境でも、モジュールパッケージのダウンロードとMediaWikiのアップデートスクリプトを実行するだけで有効化できる拡張機能は問題無く追加できます。

別途、メンテナンススクリプトの実行が必要な拡張機能の場合もスクリプト言語のインストールと、コマンドラインでスクリプトを実行すれば追加できるとは思いますが、今回は検証していません。

MediaWikiの拡張機能:マニュアル

手順

拡張機能のダウンロード

目的の拡張機能が決まっている場合は以下のリンクから検索、ダウンロードします。

おススメ拡張機能(外部サイト)

展開してインストール

tar.gzファイルでダウンロードされた場合はフリーソフトを使うか、コマンドプロンプトからtarで展開します。

コマンドプロンプトから展開する方法

展開したフォルダを「C:\xampp\htdocs\mediawiki\extensions」内に配置します。

元々インストールされている拡張機能の場合は、ここまでのステップは不要です(VisualEditorはインストールされていました)。

localsettings.phpの編集

localsettings.phpを開き、有効化したいプラグインを追記します。

ほとんどのプラグインは「wfLoadExtention('拡張機能名’);」になります。

アップデートスクリプトを実行する際は、赤丸で囲ったアップグレードキーが必要になります。

アップデートスクリプトの実行(必要な場合)

プラグインのマニュアルに記載されていれば、アップデートスクリプト(メンテナンススクリプト)を実行します。

「http(s)://ドメイン/mediawikiのインストールフォルダ/mw-config/」を開きます。

初回インストールと同じ設定画面が開くので、アップグレードキーを入力します。

後は続行を数回クリックすると更新が終わります。

追加設定(必要な場合)

有効化後に追加で設定が必要な場合は「特別ページ」から設定します。

まとめ

以上の手順で、基本的なプラグインは追加でインストールできます。

基本はLinuxやUnixで動かす前提になっているので、一部のプラグインでは導入が難しいと思います。

とは言え一通り必要な機能は揃っていますので、XAMPPでも困ることは少ないと思っています。