【自宅LAN】YunoHostのdnsmasqで内部向けDNSサーバーの設定

2023-02-12

YunoHostをインストールするとdnsmasqもインストールされますが、初期設定ではループバックアドレスだけの名前解決になっています。

自宅サーバーでYunoHostを使っているので、内部からの名前解決をできるように少しだけdnsmasqの設定ファイルを変更します。

/etc/dnsmasq.conf

参考サイト:Dnsmasqで簡易DNS+dhcpサーバを構築する

初期設定

interface=loでループバックアドレスだけの名前解決になっています。

domain-needed
expand-hosts
localise-queries


interface=lo

resolv-file=/etc/resolv.dnsmasq.conf
cache-size=256

変更後

interfaceをコメントアウトして、ドメイン等を追加しています。

domain-needed
expand-hosts
localise-queries
domain=取得したドメイン
bogus-priv


#interface=lo

resolv-file=/etc/resolv.dnsmasq.conf
cache-size=256

ルータの設定

auひかりのホームゲートウェイとUniFi Dream Routeの間にYunoHostの自宅サーバーを挟んでいるので、UniFi Dream RouterのDNS設定を変更します。

ネットワーク構成

UniFi Networkの設定変更

設定>Network>InternetからDNSの設定をAutoからYunoHostのIPアドレスに変更します。

YunoHostのサーバーは常時稼働していないため、Secondary Serverには「8.8.8.8」を入力しています。

まとめ

これで、YunoHostの稼働時は内部アドレスも名前解決ができて、サーバーのシャットダウン時は外部のDNSサーバーに問い合わせるようになりました。

懸案だった、UniFi Dream Routerのフィルタリング機能が動作するかどうかについても、フィルタリングが設定されたネットワークでは動作していたので一安心です。