WordPressのテーマ・サイト構成の違いでGoogleにインデックス登録される期間を比較
ブログ記事がGoogleにインデックス登録されない(検出-インデックス未登録)原因を検証するため、サイト構成の違うテストサイトを2種類作ってサーチコンソールの登録状況を比較。サイト構成の違いでサーチコンソールから認識される期間は違いがあった。
Google Search Console(サーチコンソール)のインデックス登録が進まないううら.siteです…。
ここ1か月ほど四苦八苦しながらも徐々にインデックスされる記事は増えていますが、未登録の記事も増えているためインデックス登録率はあまり変わっていません。
今回、考えられる原因として「サイト構成を変更するためスキンの変更とフロントページを追加してインデックス登録をリクエスト。」を検証しました。
追記:インデックス未登録の記事だけが増えため2022/2/16時点の評価で最終としました。
WordPressテーマとサイト構成の違うテストサイトを作成
手順
2個のサブドメインにそれぞれWordPressをインストールし、テーマ(Cocoon、Twenty Twenty)とサイト構成(フロントページが投稿記事一覧、フロントページを固定ページで作成)を変えたテストサイトを作成しました。
記事数はどちらも5記事で公開の後サーチコンソールに登録、サイトマップはAll In One SEOのxmlサイトマップとrssサイトマップを1回だけ送信しました(2022/2/9実施)。
ブログ記事は文章素材.comの文章と、文章作成アプリぷれあい(playAI)から作ったダミー記事を文字数・内容に大きな差が出ないように作成しました。
今はテストサイトも残していますがその内サブドメインごと削除する予定です。
削除したので今はバックアップデータへのリンクになっています。
ううら.siteと同じ構成(ts1)
- 使用テーマ:Cocoon(スキン:イノセンス)
- サイト構成:フロントページは投稿記事一覧
シンプル構成(ts2)
- 使用テーマ:Twenty Twenty
- サイト構成:フロントページを固定ページで作成
フロントページの文章も文章作成アプリぷれあい(playAI)から作ったダミー記事で作成。
結果
ts1
- インデックスされた記事:0
- 検出されたページ数:3(rssサイトマップで送信した7ページ中)
→ 最終ページ数:6
1週間経過後は、RSSサイトマップは登録されていましたがxmlサイトマップは登録されていませんでした。
ts2
- インデックスされた記事:1
- 検出されたページ数:7(rssサイトマップで送信した8ページ中)
ts2は2/13時点で送信したサイトマップもすでに登録されていました。
考察
少なくとも、WordPressテーマとサイト構成が異なるとGoogleにインデックスされる期間が異なる事は確認できました。
サイトの内容は大きな差は無いため、登録してごく初期の段階では質の悪い記事が多いサイトはインデックスが遅くなるなどは無さそうです。ただ、ts2ではすでに「クロール済み-インデックス未登録」のページがあったため、このテストサイトでは今後はインデックスが遅くなる可能性はあります(そのため、ごく初期の段階で記事にしました)。
追記:「クロール済み-インデックス未登録」だけが増えていました。
Bing Webmaster Toolsでもhtmlのサイズが大きいと言われている事もあり、重たいテーマやスキンでは1度のクロールで読み込みができない場合も考えられます。このサイトでも送信して登録されたサイトマップが消える事があるため、クローラがサイトマップのページを確認できないと何か影響があると思っています。
ただ、今回の検証ではフロントページの有無だけでインデックス登録がどの程度変わるかは不明です(テストサイトでも3サイト作るのは大変なので今回は分かりやすい2サイトでの比較)。インデックス登録が遅くて悩んでいる場合、ひとまず固定ページでフロントページを作ることを考慮してもいいと思います。
結論
- テーマとサイト構成でGoogleから認識される期間は違う。
- ただし、フロントページの有無だけでどの程度差が出るかは不明。
- テーマによっても時間をかければ少しずつは登録が進んでいる。
- GoogleだけでなくBing Webmaster Toolsでも同じような影響がある可能性は考えられる。
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