UbuntuにUniFi Network Consoleのインストール:Hotspotの管理はできませんでした。
昨年末にUniFi Dream Router(UDR)を購入してから、家のネットワークがとても管理しやすくなりました。
Ubiquiti、かなりお気に入りです。
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そんな、Ubiquiti製品で一番助かるネットワーク管理のアプリケーションソフト(UniFi Netwrok)は自分でインストールして利用する事もできます。
Linuxでも使える事は知っていましたが、今回ミニPC(BMAX B1 Plus)が1台余っていたのでUbuntu Serverと併せてインストールしてみました。
もちろん、UDRがあるので必要に駆られているわけでも無く、あわよくばUbuntuのWiFi HotspotをUniFi Networkで管理できるかな?と思っていましたが、残念ながら、ちょっと試した程度ではできませんでした。
とは言え、せっかくなので備忘録として手順を残しておきます。
UniFi Networkのインストール手順
Ubuntu Serverのインストール
Ubiqitiのサイトには最低限のシステム要件としてUbuntu 22.04と書かれていますが、実はUbuntu 22.04だとすんなりインストールできません…(2023年3月時点)。
Ubuntuは20.04をインストールしてください。
UniFi Networkのインストール
インストール自体は、Ubiqitiのサイトに書かれている通りで問題なく終了します。
https://help.ui.com/hc/en-us/articles/220066768
コード(コピペでインストールできます)
sudo apt-get update && sudo apt-get install ca-certificates apt-transport-https
echo 'deb https://www.ui.com/downloads/unifi/debian stable ubiquiti' | sudo tee /etc/apt/sources.list.d/100-ubnt-unifi.list
sudo wget -O /etc/apt/trusted.gpg.d/unifi-repo.gpg https://dl.ui.com/unifi/unifi-repo.gpg
sudo apt-get update && sudo apt-get install unifi -y
インストール終了後はhttps://ipアドレス:8443でUniFi Networkのコンソールにアクセスできます。
自己署名証明書のためブラウザに警告画面は表示されますが、詳細からアクセスしてください。
初期設定
基本的にはブラウザ上に表示される内容を入力するだけです。
UniFi NetworkへのリモートアクセスにはUiアカウントが必要になりますが、ローカルアクセスだけの場合はアカウント無しでも設定できます。
そのままインストール自体は終わりますが、APが無いのでその後の設定はできませんでした…。
Ubuntu ServerでWiFiホットスポットの設定
UniFi Networkでの管理はできませんでしたが、WiFiホットスポットの作成手順です。
前提として、WiFiには接続せずにUbuntu Serverをインストールしています。
*接続名、SSID名、パスワードはお好みで入力して下さい。
sudo apt install NetworkManager
sudo nmcli con add type wifi ifname wlp7s0 con-name 接続名 autoconnect yes ssid SSID名
sudo nmcli con modify 接続名 802-11-wireless.mode ap 802-11-wireless.band bg ipv4.method shared
sudo nmcli con modify 接続名 wifi-sec.key-mgmt wpa-psk
sudo nmcli con modify 接続名 wifi-sec.psk "パスワード"
sudo nmcli con up 接続名
この時点で、ホットスポットへの接続とインターネットにも接続できますが、残念ながらUniFi Networkでは認識されませんでした。
NetworkManager以外の方法を使えば何とかなるのかもしれませんが、現状ではそこまで探索する余裕も無く、UDRがあるため探索する必要もなかったのでここで中断にしました。
結論
適切なUbuntu Serverのバージョンを使えばコピペだけでインストールできました。
狭い家ですが、万が一今後APの追加やProtectを導入してUDRだけでは処理が追い付かなくなった場合は、負荷分散のために導入してみるかもしれません。
…負荷分散が可能かどうかはその時に検証してみます。
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