【自宅LAN】YunoHostのdnsmasqで内部向けDNSサーバーの設定
YunoHostをインストールするとdnsmasqもインストールされますが、初期設定ではループバックアドレスだけの名前解決になっています。
自宅サーバーでYunoHostを使っているので、内部からの名前解決をできるように少しだけdnsmasqの設定ファイルを変更します。
/etc/dnsmasq.conf
参考サイト:Dnsmasqで簡易DNS+dhcpサーバを構築する
初期設定
interface=loでループバックアドレスだけの名前解決になっています。
domain-needed
expand-hosts
localise-queries
interface=lo
resolv-file=/etc/resolv.dnsmasq.conf
cache-size=256
変更後
interfaceをコメントアウトして、ドメイン等を追加しています。
domain-needed
expand-hosts
localise-queries
domain=取得したドメイン
bogus-priv
#interface=lo
resolv-file=/etc/resolv.dnsmasq.conf
cache-size=256
ルータの設定
auひかりのホームゲートウェイとUniFi Dream Routeの間にYunoHostの自宅サーバーを挟んでいるので、UniFi Dream RouterのDNS設定を変更します。
ネットワーク構成
UniFi Networkの設定変更
設定>Network>InternetからDNSの設定をAutoからYunoHostのIPアドレスに変更します。
YunoHostのサーバーは常時稼働していないため、Secondary Serverには「8.8.8.8」を入力しています。
まとめ
これで、YunoHostの稼働時は内部アドレスも名前解決ができて、サーバーのシャットダウン時は外部のDNSサーバーに問い合わせるようになりました。
懸案だった、UniFi Dream Routerのフィルタリング機能が動作するかどうかについても、フィルタリングが設定されたネットワークでは動作していたので一安心です。
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