【Docker】Docker Desktopのインストールとコンテナ管理 -Windows-

全くの初心者からDockerを何とか使えるようになりました。

まだまだ使いこなせているとは言えませんが、使えるようになるまでの手順を備忘録で残しています。

前提条件

WSL2のインストール・有効化済み

まだの場合は以下のリンク等を参考にWSL2をセットアップ。

Docker Desktopでできること

Dockerの動作に必要なツールのインストール

WSL2のLinux上にDocker Engineをインストールすることもできますが、Docker Desktopを使えば必要なツールが自動でインストールされます。

Dockerイメージ・コンテナ・ボリュームのGUI管理

コンテナの動作状況をGUIで一覧表示できる上、停止や削除もできるので管理はとても楽になります。

作成したイメージが現在使われているかどうか表示してくれるのが結構便利です(環境構築で複数のイメージを作って放置が少なくなります)。

注意点

コンテナの作成、起動はCLI操作

個人的な勘違いで、Docker Desktopを使えばGUIでDockerfileの作成からイメージ・コンテナ化もできるものと思っていました。

イメージのビルド、コンテナの起動後をコマンドで実行後にDocker Desktopで管理できるようになります。

ローカルボリュームのマウントは管理外?

まだ未検証ですが、docker composeで指定したローカルボリュームのマウントはDocker Desktopでは表示されていませんでした。

手順

Docker Desktopのダウンロード

公式サイトからWindows用のDocker Desktopをダウンロードします。

Docker Hubのアカウント作成

*アカウントを作成しなくても利用は可能です。

Personalアカウント

  • 料金は無料
  • Docker Desktop 
  • 無制限のパブリック リポジトリ
  • 6 時間あたり 200 イメージのプル
  • Docker Engine + Kubernetes 
  • 3 Scout enabled repos
  • Local Scout analysis

アカウント無しの場合は6時間あたりのプルが100に制限されます。

インストール

公式手順

ダウンロードした.exeをダブルクリックでインストーラーが起動します。

アカウントへのログイン画面が出る時は、必要に応じてログインやスキップで進んでください。

Configurationは、明確な理由がない限り「Use WSL 2 instead of Hyper-V(Hyper-Vの代わりにWSL2を使う)」で進めます。

しばらく時間がかかりますが、インストールが終わると一度ログアウトされます。

動作確認

テストコンテナの稼働

コンソールを開いて以下のコマンドを入力します。

docker run hello-world

インストールが成功していれば、イメージのプル、コンテナが作成されて「Hello from Docker !」が表示されます。

管理画面

hello-worldの実行後、Docker Decktopにイメージとコンテナが表示されます。

イメージ

コンテナ

2回 runしたので、イメージが1つでコンテナは2個作成されています。

所感・感想

インストールは簡単で、コンテナ・イメージの一覧表示はとても便利です。

ただ、ネイティブLinuxにDocker Engineをインストールするよりもメモリ・CPUのリソースが必要な雰囲気でした。

CPU・メモリ使用量の変更(Windows)

Docker Desktopのバックエンドで動作しているWSL2の設定を変更します。