同じネットワークでSSIDの違うAP追加で無線LAN(WiFi)接続を安定化

2022-02-02

目的

リビングでの無線LAN(WiFi)の同時接続台数が増えた事が原因で家のネットワーク接続が不安定になってきたため、ネットワーク接続が安定する方法を考える。

ネットゲームや高画質動画の視聴はないので、速度の向上よりは接続が安定すればOKとする。

方法と利点・欠点

1.無線LANルーターの性能向上

利点

  • 適切な機器の選択で簡単・確実に安定化する。

欠点

  • インターネットへの接続には既存の無線LANルーター親機が必要(auひかり)のため機器が増える(親機にする場合は2重ルーターで運用になる)。
  • 性能のいい無線LANルーターは金額も高くなる。

信頼できるネットワーク機器を選ぶことも情報セキュリティ対策です

2.無線LANアクセスポイントの追加

利点

  • 手持ちの無線LANルーターが使える(安い機器でも運用できる)。

欠点

  • インターネットへの接続には既存の無線LANルーター親機が必要(auひかり)のため機器が増える。
  • アクセスポイントを適切に設定しないと解決しない。
  • 接続する無線LAN機器(デバイス)の振り分けが必要。

2.無線LANアクセスポイントの追加の手順

以前WiMAXを使っていた時の古い無線LANルータがあったので予算をかけずに改善します。設定は情報処理技術者試験で勉強したネットワークの知識で頑張ります。

設定の注意点

  • 無線LAN中継器など、電波を増幅するだけの機器は無線LANルーター親機の負荷は減らない。
  • SSIDを同じにすると電波強度の強いアクセスポイントに繋がるため、場合によっては全て無線LANルーター親機に繋がる可能性がある。
  • 同一のネットワークセグメントにするため追加機器ではルーター機能は使わない。

変更後

  • NAD11を無線LANルーター親機と有線接続してアクセスポイント(AP)モードで稼働
  • 1部屋での接続のためSSIDは無線LANルーター親機と別のSSIDを設定

これで、U-NEXTが途切れずにChrome Castで見れるようになりました。

とりあえずはこの状態で運用して、今後さらに台数が増えた場合や速度が必要になった場合は性能のいい無線LANルーターの導入を考えようと思います。