未経験でも独学で情報処理安全確保支援士!

未経験でも独学で情報処理安全確保支援士!
このページでは40代の異分野・未経験・独学から情報処理安全確保支援士(RISS)になったサイト管理者「ううら」が、合格までの計画、試験勉強の方法をお伝えする記事をまとめています。
まずは「ううら」の基本スペックをご紹介

ううら
情報処理安全確保支援士(2021年4月登録)
本業:医療系の技術職
学歴:医療系専門学校卒業
年齢:40代
見てお分かりの通りIT系とは全く関係の無い職業で、学歴もありません!
しかも、現在40代のためPCを使うようになったのも仕事(本業)を始めてからと、IT系の試験を受ける良い条件は全然ありませんでした。
そんな、良い条件が無い中でも独学で情報処理安全確保支援士試験(SC)に合格し無事に情報処理安全確保支援士になる事ができました!
当然、本業の傍らでの勉強のため時間も無いため「一見遠回りに思えても最終的に効率よく」勉強する方法をお伝えできればと思っています。
情報処理安全確保支援士について
情報処理安全確保支援士(RISS)
情報処理安全確保支援士の概要や登録のメリット、デメリットをご説明しています。
現在のところは残念ながら知名度がほとんど無い!ため、IT業界以外にも様々な分野で活躍する情報処理安全確保支援士が増えて欲しいと考えています。
情報処理技術者試験
情報処理技術者試験は「情報処理の促進に関する法律」に基づいて経済産業省が認定する国家試験で、情報処理に関する技能と知識を問う試験です。
試験の難易度に応じてレベル1~レベル4までの4段階に分かれており、レベル4の高度情報処理技術者試験は領域別に試験が分かれています。
さらに、試験対象も「ITを利活用するもの(一般ユーザー)」と「情報処理技術者(ITエンジニア)」に分かれており、「ITを利活用するもの」を対象とした試験はレベル1のITパスポート試験、レベル2の情報セキュリティマネジメント試験までとなっています。
情報処理安全確保支援士試験(通称SC)の難易度
高度情報処理技術者試験(レベル4)の中でも、情報処理安全確保支援士試験は一番難易度が低いと言われていますが、求められる知識量やスキルは決して少なくありません。
午後試験は論述式試験よりも合格しやすいと言われている記述式試験ですが、個人的には文章表現でカバーできず、純粋な知識を問われる記述式試験の方が解答が難しいと思っています(仕事柄、論文を書くのに慣れていることもありますが…)。
受験資格の有無で基礎知識の量が変わるためごくごく参考までですが、情報処理安全確保支援士試験の偏差値は67とも言われています。
試験対策
勉強方法
もう少し煮詰めてまとめたいと思っていますが、私の勉強方法を以下の記事で紹介しています。
少なくとも午前試験の正答率は8割以上で、暗記では無く理論から理解して解けることが必要だと思っています。その上で、午後試験対策は愚直に過去問を重ねて実践的な考え方や対策を身に付けていきました。
情報処理技術者試験を上手に使う
ITに関する基礎知識も無く仕事で必要な部分しかわからなかったため、知識・技術の体系的な整理のために1区分ずつ情報処理技術者試験を受けていきました。
結果的には一番近道だったのかな?と思っています。
完全に独学?スクールを使う?
正直なところ、資格の必要度によっては資格の学校等で開かれている講座の受講や、スクールに通う方が合格しやすいと思います。
私自身は必ずしも取得が必須では無かったので独学で挑戦しましたが、合格までの時間制限がある場合や、独学ではどうしても理解しづらい場合はプロの意見は非常に参考になると思います。
合格後の道
セキュリティ人材の確保は喫緊の課題
大手セキュリティ会社では年収4桁万円プレイヤーの方もいるようですが、情報処理安全確保支援士の資格取得だけで無く実務経験も必要にはなります。
情報処理安全確保支援士の求人内容を見た限りでは、転職・就職には情報処理安全確保支援士に加えてネットワークやプログラミングスキルなどを加えたセキュリティエンジニアのポジションで立ち回る方が良さそうだと思っています。
将来的には「町の情報処理安全確保支援士」を目指したいと思っていますが、現在はまず「情報処理安全確保支援士として行動する」事から始めています。