【経験談】ロストジェネレーションと呼ばれた就職氷河期世代の今

2022-01-25

空白の履歴書とメイク道具

就職氷河期経験談として自分の体験は公開していますが、同世代の方の意見も聞いてみたいと思い経験談を書いて頂きました。

この記事はWITH TEAMのオリジナル記事作成サービスに依頼して書いて頂いた記事になります。読みやすさのため画像は追加していますが、文章は修正せず掲載しています。

僕は就職氷河期の真っただ中で大学を卒業しました

僕が大学を卒業したのは1994年でした。大学へ入学した時には、すでにバブルは崩壊していたものの、まだなんとなくバブルの余韻は残っていたことは、今でも覚えています。その時には、その後数年で、まさか大学を卒業したばかりの若者たちに厳しい現実が突き付けられるとは、夢にも思っていませんでした。

僕が大学4年生に入ると、周囲の友人たちと同じように、就職活動をしました。当時はインターネットはありませんでしたので、リクルート社から無料で電話帳ほどの厚みがある就活生のための冊子を送ってもらうというのが、お約束のパターンだったと思います。冊子の中には、大企業から中小企業まで数多くが企業紹介をしており、その中から気に入った会社へ就活のための書類を送ってもらう、という流れとなっていました。

氷河期世代のイメージ図

周囲の先輩を見ると、いわゆる「青田刈り」と呼ばれていた時期に就職した人は、就職活動にそれほど厳しさを感じておらず、多くの人がうらやむ大企業からいくつも内定をもらったという人が続出していました。そのため僕自身も、複数の企業から簡単に内定をもらえるだろうと期待していたわけです。

しかし、そんな僕の考えが甘すぎることは、就職活動を始めてからすぐに分かりました。

内定がなかなかもらえない現実と直面

実際に就職活動を始めてみると、きちんと準備をしているはずなのに、なかなか内定がもらえませんでした。周囲を見ても、数年前に就活をしていた先輩たちとは、明らかに違う空気感がありました。僕の卒業年度では、大半が内定をもらえましたが、大企業の割合が減り、中小企業へ就職する人の数が増えていたような気がします。

こうした厳しさは、バブル崩壊によって企業の多くが人件費削減を行ったからです。既に採用した人員を簡単に解雇したりレイオフすることはできないため、新卒で採用する人数を減らそうという策を取った企業が多かったのです。

内定に手を伸ばすイメージ図

ちなみに僕が新卒で就職した企業では、同期は15人でした。数年前に就職した先輩たちを見ると、同期が30人から40人ほどいたので、やはり人員削減による採用減少ということだったのでしょう。

ちなみに、僕が就職した翌年あたりからは、テレビのニュースで就職氷河期がクローズアップされる機会が増えました。正社員として就職できずに人材派遣で働くとか、就職浪人をしながらアルバイトで生計を立てているという人などもいました。

就職氷河期はデータにはっきりと表れています

就職氷河期だったことは、今から振り返ると求人倍率や就職率というデータを見ると一目瞭然です。1990年度には2.77%あった求人倍率は、2000年度には0.99%まで下がっています。企業の採用率を見ても、1997年には94.5%だったものが、2000年には91.1%まで減少しました。

つまり、就職氷河期には求人の数そのものが少なくなっただけでなく、企業も採用を渋るようになったのです。学校を卒業したら正社員として就職するのが良しと言われていた時代だったこともあり、希望する職種とかやりたい仕事でなくても、ひとまずは正社員として就職しようという人も、当時は多かったです。

失業率と書いた置物と空白の履歴書

しかし就職の際に自分に妥協した人の中には、働き始めてからも「こんなはずじゃなかった」とか「やりたい事じゃない」という気持ちをぬぐい切れず、数年で退職してしまった人も数多くいました。僕自身も、転職を考えたことはもちろんあります。転職先が見つかったら退職しようと思い、転職活動に精を出した時期もありました。しかし、なかなか転職先が見つからず、就職氷河期であることが世間に広く知られるようになったため、次第と転職しようという気持ちはなくなりました。その代わりに、就職氷河期の中で僕を採用してくれた職場に対して感謝の気持ちを持つようになり、会社のために貢献したいという思いが強くなったのです。僕の周囲を見ても、新卒の頃からずっと続けている社員の数は少数ですが、あえて厳しい条件で転職しようとは思わず、今の職場でスキルアップしたいという人が多いような気がします。

ちなみに、就職氷河期を経験した僕の世代は、厳しい就職活動を経験しているため、仕事に対してとても前向きな姿勢を持っている人が多い傾向にあります。僕の周囲を見ても、僕よりも早く入社した先輩方よりも、僕より後から入社した後輩たちの方が、仕事に対する姿勢というかモチベーションがポジティブというか、より真剣さが伝わってきます。決して先輩たちのやる気がないと言っているわけではありませんが、仕事に対して「次がない真剣勝負」的な気持ちを持っている人が多いのは、やはり就職氷河期を経験したことが影響しているのだと思います。

引きこもりやニートが多い現状

引きこもりとかニートと言った言葉が誕生したのは、僕が就職してからしばらくしてからです。今から振り返って統計を見ると、どうやら引きこもりやニートとなっているのは、就職氷河期を経験した僕の世代がとても多いのだそうです。明るい将来を夢見て就職活動をしたけれどうまくいかないとなると、心が折れてしまう気持ちも理解できなくはありません。また、新卒で就職した企業を安易に辞めてしまい、次の転職先がなかなか見つからずに派遣など非正規雇用で働くことになった友人なども、何人かいます。

失業者のイメージ図

現在では、働き方改革が施行されたため、非正規雇用の人でも以前よりは生計を立てやすくなったり、待遇面でも改善されたような気がします。しかし、そんな僕らは既に50歳前後となっており、定年退職と呼ばれる年齢まで10年から15年程度しかありません。

僕のように新卒で就職した会社で定年まで勤めあげようと考えている「古き良き日本の働き方」を全うできる人は、もちろんいるでしょう。しかし、その数は10年前や20年前よりも確実に少なくなっていると感じています。そして、働き盛りと呼ばれる年齢を非正規雇用で頑張ってきた人の老後のことも、おせっかいと感じながらも心配してしまう自分もいます。

ロストジェネレーション世代では、正規雇用は916万人程度、そして非正規雇用は216万人いると統計があります。少子高齢化が進み続ける日本においては、正規雇用か非正規雇用かに関わらず、ロストジェネレーションの僕たちが安心して老後を迎えることができるのでしょうか。なんだかとても心配です。

僕が今していること

自身の定年後や老後の生活について心配な気持ちを持っていることは、僕だけではないと思います。しかし、嘆いていても何も変えることはできません。嘆くことで老後の生活に明るい光がさすのなら、皆積極的に嘆くでしょう。しかし、そんなことは起こるはずがありません。僕たちは、それぞれが置かれている環境や状況の中で、できることを手探りで試行錯誤するしかないのです。

本業と副業のイメージ図

僕は今、少しでも収入をアップするため、そして会社を定年退職した後でも収入を得られる手段を確立するために、ネットで副業を始めました。本業をおろそかにすることはできないため、副業と言っても作業時間はまだまだ少ないです。ネットを使って仕事を受注し、自宅で作業するようなタイプのものですが、初めて見るととてもワクワクするものです。クラウドソーシングを使って案件単位で仕事を受注し、それを残業せずに帰宅できるようになった夜間を利用して作業するというのが、今では新しいルーティンとなっています。


この記事は「就職氷河期」をテーマで3,000字で依頼して書いて頂きました。口調だけは「です、ます調」で依頼しましたが、タイトル・見出しから全ておまかせで依頼しています。

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雑記就職氷河期

Posted by ううら