【経験談】就職氷河期(ロスジェネ)世代の生き方(職場が無くなった経験)

2022-01-20

失業宣告イメージ図

厳密に言うとクビ(解雇)とは違うかもしれませんが、最初に勤めていた職場が無くなった経験があります。形としては吸収合併ですが、吸収される側の職場で勤めていた事もあり合併元から継続した雇用は不可能と言われました。

20代でそんな経験をしたためか、今でも職場に対するエンゲージメント(愛着・忠誠)は全くありません。それでも幸い、現状では何とか暮らしていける生活を送れていますが、前後の世代よりも恵まれていない状況だと思うことは多々あります。

このブログは「将来の安定のために小技を収入に変えたい」と思って運営していますが、そう考るようになった原因を誰かと共有したい気持ちもあり、これまでの経験を記載しようと思いました。

就職氷河期

厚生労働省からも支援の政策がされていますが1990年代から2000年代に新卒になった世代(2022年現在で50代前半から40代前半頃)、バブル崩壊からの失われた30年の最初に影響を受けた時期を言います。

その後もリーマンショックや東日本大震災、現在では新型コロナウイルス感染症のために求人数が少なくなっている時期もありますが、ここでは狭義の就職氷河期の経験を記載しています、

最初の職場はブラック企業(でも辞めれない)

私が就職活動をしていた2000年代前半は求人も少ない上に非正規採用も増えていた事もあり、正職員で内定をもらえるだけでも恵まれている環境でした。(https://news.mynavi.jp/article/20201027-1437524/

私も、幸い正社員で就職することはできましたが、就職先が今で言うブラック企業でした…。

具体例

ブラック企業イメージ図
  • 上司が気に食わない事があると2時間説教
  • 午前3時まで連日仕事をした上で次の日は定時出勤しないとペナルティ
  • パートさんは半年経たずに居なくなる

など、他にも色々ありましたが、今で言うパワハラ、モラハラは日常的に受けていました。職業は今と同じでしたが、上司が医師のため人事に訴えても全て無かったことにされ、余計に状況が悪くなるような職場でした。

いくら法律を整えていても、特権階級の違法行為に対しては守ってくれない事を身に染みて理解しました。

そんな職場でも次が無いので辞めれない

最初の1年目から辞めようとしていましたが、当時はまだ人数の多い団塊世代が残っていた時期です。就職難の背景もあり求人は全くと言っていいほどありませんでした。

空白の職務経歴書

また、実家が自営業をしていたこともあり両親からも安定した勤め人を続けて欲しい意向もあり、ブラック企業でも辞めることに抵抗はありました。

今から考えると結局心を壊してお酒に逃げて、借金も抱えるようになったのでは本末転倒だと思います。ですが、その当時はそこまで冷静に考えることもできない状態でした。

そんな状況でも、3年耐えたら上司が定年になると思って頑張っていたところが、2007年問題の影響で定年が延長になりさらにしんどい状況が続くことになりました。それでも何とか仕事は続け、ブラック企業であってもそれなりに対応はしていました(酒量や借金は増えていました)。

吸収合併(そして解雇)

そんな中、経営状態の悪化で職場が吸収合併される話が出てきます。

優良職員は継続して雇用されるとの事ですが合併元に都合が悪い職員は解雇との事で、私が居たの部署の職員は全員解雇になりました。それでも、上司は医師のため残っていましたが…。

当然、職場が無くなっての解雇のため退職金もありません。

生活を壊す原因になった借金も、吸収されるまでは退職金で精算できる範囲には収まっていました。もちろん借金をしている私が一番の原因ですが、退職金は無く借金だけが残る事態になりました。

転職を繰り返して現在

退職金が無くなり、借金だけが残った状態で解雇です、何は無くとも仕事をしない事にはどうにもなりません。

ひとまず工場の仕事を始めましたが、基本給は安く手当てが満額で人並みの給料になるような職場でした。それでも、今までのブラック企業と違って担当した仕事が普通に終わらると評価される職場は始めただったので、とても感動した事を覚えています。

…初めてそれまでの職場が変だったことに気づきました。

ですが借金の返済が毎月14万、手当を含めた満額の給料で手取り月17万、夜勤手当が減った月の手取りが13万では生活することはできません。借金はもっと膨らんでいきました。

積み重なった借金

「貧すれば鈍する」とは本当にその通りだと思いますが、労働基準を無視した職場でも一生懸命仕事をして、解雇された上に何とか転職したものの借金の返済額で生活していけない状況で、正直その頃は本当に余裕はありませんでした。

私は何か悪い事をしたんでしょうか?

もちろん不真面目な事もありますが、他の人と同じように医療系の資格に受かるように勉強をして、パワハラ当たり前の職場でも10年間頑張っていました。

その結果がこの状況…正直涙も出てきませんでした。

その後知り合いの人づてで今の職場に就職した事もあり、10年近くかけてやっと借金は返済し終わりました。

頼れるのは自分自身

自分自身の運が悪かった事と、育ってきた環境のため精神的苦痛から逃げる事が多かったのは確かにその通りだと思います。ですが、私自身も人並みの社会生活は送ってきていますので、極端な問題も無いと思います。

それでも、環境や就職時期だけの問題で普通に仕事しても生活していくことができない世の中に対しては、一片の希望も期待もしなくなりました。

悩んだ末に借金の相談に行った弁護士さんには「浪費が問題でしょう」で一蹴されて浪費に至る過程は考える気が無いことや、パワハラやモラハラで心を病んで相談しても組織は何もしてくれなかったことから遵法意識も無くなりました(もちろん、進んで違法行為をするわけではありません)。。

私は普通に仕事をして普通の生活を送りたかっただけですが就職氷河期に生まれただけでそれは送れないようです。

私同様就職氷河期で苦労している皆さん、政府の支援もごく限られた人間にしか支援対象になっていないようです。結局のところ、頼れるのは自分自身と思いながら生きていきましょう。

雑記就職氷河期

Posted by ううら