採って食べる企画:アップルミントを料理に使う

本来は自然に生えていないはずですが、誰かが落としたのか植えたのか、繁殖力の高いミントが土手や草むらで広がっていることがあります。
生えている場所さえ知っていれば採取は簡単で、ミントの香りで間違えることはまずありません。今回は、その辺に生えているミントを採って、お菓子以外のレシピでどんな料理と合うか試してみます。
あ、共働きで子育て中のため、もちろん簡単に作れるレシピです!
アップルミント
今回採取したのはアップルミントです。
ミントテロと言われるくらいミントは繫殖力が強く、その中でもアップルミントは他のミントも駆逐していくくらい増えていきます。
区切らずに誰かが植えたのか、土手にたくさん生えている場所があったので数株持ち帰りました。食べる以外にも、うちで育ててみようと思います。
収穫時期
春から秋の、葉がついている間はいつでも収穫できます。花の咲く前に刈り取ったものは初摘みミントと言ってフレッシュな香りが特徴です。
料理
個人的な感覚ですが、ミントを料理に使うときはスパイス類と合わせると爽やかさが加わって料理に使いやすくなると思っています。
なので、スパイス代表のカレー粉と合わせます。
鶏むね肉のカレーヨーグルト焼きミント風味
最初は、市販のタンドリーチキンの素に刻んだミントを混ぜて焼いていましたが、ちょっとミントが強かったのでヨーグルトを足してみました。

材料
1.鶏むね肉:1枚 2.カレー粉(ルゥより粉の方が使いやすいです):お好み(小さじ1~2杯) 3.ヨーグルト(無糖):大さじ2杯 4.ミントの葉:適量(今回は大きい葉っぱ5~6枚) 5.塩コショウ:適量
カレー粉の種類によって味が変わると思うので、調味料はお好みで加減してください。
作り方
1.鶏むね肉は食べやすい大きさの削ぎ切りにする 2.ミントをみじん切りにする 3.カレー粉、ヨーグルト、刻んだミント、塩コショウを混ぜる 4.鶏むね肉と3.を合える 5.15分以上なじませてフライパンで焼く 6.できあがり
ミント感が強い方が好きな方は、ヨーグルト抜きでカレー粉とミントだけで焼いても美味しいです。その場合は、鶏もも肉の方がしっとり仕上がります。
作ってみたいレシピ
セロリは子どもが苦手なので、イタリアンパセリを使うと食べやすくなりそうです。辛子は抜きでほんのり甘さを出したいですね。
ナンプラーは無いので代わりにオニオンドレッシングを使いたいと思います。
ミントとナッツも合いそうです。焼いた豚肉と一緒に食べるとおいしそう!
白身魚のカルパッチョはいいですね。ソースを変えて野菜を多くして、生春巻きにしても上手に使えそうな気がします。
まとめ
ミントは飾りつけやお菓子だけでなく料理にも使えます。
あまり自然環境で増えすぎると外来種問題にもなりますし、ぜひ料理に使ってみてください。普段の料理と少し変わって楽しいですよ。
他の植物と間違える可能性は低いですが、同じミントの仲間で「ペニーロイヤルミント」は食用にできないため注意してください。
アップルミントとの見分けは花・葉の形や生え方が違うためすぐわかりますが、葉のよく似た他のミントと見分けがつかない場合は採取生活の基本「わからないものは食べない!」を守ってください。
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